それぞれの2011.3.11への想い

 日本人の多くが、それぞれの想いを持って4回目の3.11を迎えました。


 12月決算の会社だったので、3.11に株主総会を開きました。港区にいました。隣の12階建てマンションの貯水槽への配管が壊れて大量の水がビルを洗いました。お台場の火事の黒煙が直ぐ近くに感じました。東北の情報が入るに従って、とんでもないことが起こっていることが判りました。夜遅く歩いて帰宅しました。品川駅前を何千人もの群衆と一緒に黙って整然と歩きました。大田区に入ると、疲れて道端で座り込んでいる人たちが増えました。


 その後も恐ろしいこと悲しいことがたくさんありました。それでも、同じくらい嬉しいこと暖かいこともありました。みんなそれぞれの3.11を振り返っていることだと思います。


 日本は天災に襲われることを避けることのできない国です。少しでも安全な国土を築くために、震災の教訓を忘れることなく、たえまない努力をすることが私たちの義務であり、追悼になります。