寒くなったこの時期、連日のように火災の記事が新聞に掲載されるようになりました。
子どもの頃には、火事というのはそこそこ頻繁に起こっていて、不謹慎ですが野次馬として「火事見物」にのこのこ出かけたこともあります。小学1年のときには、通っていた校舎が火事で全焼したという事件もありました。
当時の建物は木造で火災の備えはあまりなかったので火災も多かったのだと思います。現在では、建材も燃えにくいものになっていますし、家庭でも火災報知器が義務付けられました。電話や(今は携帯電話)の普及で通報も素早くできるようになりました。実際に、火災の件数も被害者の数も全国的な統計では年々減ってきています。
但し、宇部・小野田に限ってみると今年の建物火災は11月末までで45件。昨年が1年間で47件、一昨年が48件でしたので、既に件数では超えてしまいました。(本年は死者が出ていないのは幸いです。)12月に入っての寒波襲来も原因の一つなのかも知れません。
年末年始に向かって寒い日が続きますので、今一度火災予防のチェックをしてみてください。