老子の教えは毎週日曜日に掲載します。今日は、老子第二十四章です。
有名な「つまだつ者は立たず。またぐ者は行かず。」の章です。
跂者不立、跨者不行。
自見者不明、自是者不彰。
自伐者無功、自矜者不長。
其於道也、曰餘食贅行。
物或悪之、故有道者不處。
無理に背伸びしても長くは立っておられず、無理に大股で歩いても遠くまでは行けません。
自分の考えにこだわっても真理は明らかにならず、自分が正しいと言い張っても認められません。
いくら手柄を誇っても成功できるわけでなく、自慢する人が長続きすることもありません。
それらのことを自然の法則に照らして言えば、「食べ過ぎ・やり過ぎ」です。
このようなことは嫌われるおこないですから、立派な経営者ならやらないでおきましょう。