巨人がV3。広島は3位以内が確定して、2年連続してCS進出が決まりました。
巨人の年俸総額は約45億円で、広島は約20億円。広島は20年間連続黒字です。
広島ファンとしては、優勝の期待もしていたので残念です。
しかし、使っているお金は巨人の半分以下ですから、よく頑張ったと言えなくもありません。交流戦の最下位が何と言っても悔やまれます。
得点 | 失点 | 自責点 | 得失点差 | 失点-自責点 | |
広島 | 4.51 | 4.19 | 3.70 | 0.32 | 0.49 |
巨人 | 4.14 | 3.88 | 3.65 | 0.26 | 0.23 |
広島のほうが得点が多く、得失点差も大きいのですから、本来なら巨人より上位でも全くおかしくありません。注目しているのは、失点と自責点の差(つまり、投手の責任ではない失点)です。
広島と巨人の自責点(防御率)の差は0.05と僅かです。つまり、投手力そのものには大差がない。しかし、広島は自責点と失点の差が0.49(DeNAに次いでワースト2)もあります。対する巨人は0.23と、圧倒的な1位(次はヤクルトの0.37)です。
このあたりに、試合を巧く進められるチームと、それができないチームの差が表れているのだろうと思います。