山口県診断協会に、データ分析の専門家がおられて「ウェイトバック」という手法を学びました。
簡単に言えば、アンケートなどの結果を母集団の構成比に合わせて重み付けをして表すというやり方です。「目からうろこ」で、これは使えると思いました。
先日、山口県の買物調査の資料を見たのですが、回答者のうち35%が65歳以上で、35歳以下が7%だったので、使えないな?と思った記憶がありました。(アンケートに答えるのは、暇なお年寄りばかりかと・・?)
そこで、早速「ウェイトバック」を使ってみました。衣料品をどこで買うかという質問で、母集団の構成比は山口県の人口構成です。
通販・ネット販売が2%増えて、スーパーが2%減りましたが、大勢に影響ありません。
実は、山口県の15歳~85歳人口に占める65~85歳人口は29%だったのです。年齢構成比つまり高齢化がしっかり頭に入っていなかったというオチです。
販売戦略などには、こういう人口比をよく考えておかないといけないということです。
データ分析は難しい。けれど、面白いですね。