豪雨のために足止めされました・・BCPを考える

山陽地域は本来は災害の少ない地域ですが、今日は豪雨で大きな影響がありました。

 

岩国にいましたので、山陽本線が長時間に渡り不通になってたいへん困りました。

 

ゲリラ豪雨や暑熱など、今夏も異常気象が話題になっています。地球温暖化との因果関係については、いろいろ議論がありますが、要因のひとつであることは間違いありません。

 

 

また、足下では「エボラ出血熱」が西アフリカから世界に拡がる懸念があります。この病気はたいへん致死率が高いので、他人に伝染る前に死んでしまって感染が拡がりにくいなどと、のんきなことも言われます。しかし、古来から人類は何度も感染症による絶滅の危機を経験しています。14世紀のペスト(黒死病)15世紀の天然痘まで遡らなくても、世界で4000万人が死亡したスペイン風邪からはまだ100年しか経っていません。

 

企業においては、BCP(事業継続計画)を策定する動きが活発です。ただ、多くのBCPで、リスク評価が天災に偏る傾向があります。しかし、過去に見られなかったような「異常気象現象の発生」やエボラのような「新型感染症の拡大」、更に「コンピューターウイルスによる攻撃」「食糧危機」「テロの脅威」などのリスク評価も必要になってきています。