フラット35は7月も最低金利を更新しました。今、全期間固定金利のフラット35は大変に魅力的です。借り換えの検討をしてみる価値が十分にあります。
フラット35は住宅金融支援機構と民間金融機関が連携して行う仕組みの住宅ローンです。
7月も最低金利を更新しました。最頻金利は1.73%となっています。
さすがに景気回復で、金利はこのあたりを底にして上がっていくかも知れません。
今、全期間固定金利のフラット35は大変に魅力的です。
検討してみる価値が十分にあります。
【借換えの検討】
1.今の金利が1%以上下がる。
2.残りの返済期間が10年以上ある。
3.ローン残高が1000万円以上ある。
の場合は検討してみる価値があります。
注意としては、借換えをすると、保証料や登録免許税などで、費用がかかります。
100万円くらいを覚悟しなければなりません。(これは、いきなり出て行くお金)
例> 現在の金利3%で、2%に借り換えられるとすれば、
ローン残高2000万円で返済期間が20年の場合。返済総額は234万円減ります。
ローン残高3000万円で返済期間が20年の場合。返済総額は351万円減ります。
これらは、検討の価値があります。
ローン残高1000万円で返済期間が10年の場合。返済総額は109万円しか減りません。
この場合は、100万円の費用と手間を掛けて借換えをする価値は乏しそうです。
【フラット35の主な特徴】
1.民間金融機関が融資をし、このローン債権を住宅金融支援機構が買い取る。(買取型)
<住宅金融支援機構は旧住宅金融公庫を引き継いだ政府100%出資の法人です。>
2.融資金額は最高8,000万円。
3.返済期間は15年以上35年以内。<フラット35と言っても35年とは限りません。>
4.全期間固定金利。融資時点の金利が適用される。
5.繰上げ返済は100万円以上から可能で手数料は不要。
6.ローン保証人や保証料も不要。